備前商工会議所(岡山県)は、バンダイナムコエンターテインメントの大人気アプリゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」とコラボレーションした備前焼「藤原肇(ふじわら はじめ)×備前焼 竹湯呑(ゆのみ)」を制作、販売した。
同作品はプレイヤーがプロデューサーとなり、アイドルを育成していくもの。今回、アイドルの一人で陶芸家を祖父に持つ藤原肇に着想を得、彼女の衣装にある竹の柄をモチーフに備前焼の湯呑を制作することとなった。
このコラボレーションを機に、「初めて備前焼を知った人が、実際の備前焼に触れ、興味を持ってもらえれば」と同所は期待する。
同商品は、桐箱付きで1万9800円(税込み)。作家が一つ一つ電動ろくろで形成し、伝統的な登窯で約10日間かけて焼成。景色は「炭桟切(すみさんぎり)」という技法で表現している。底に「肇」の印をあしらい、真田紐(ひも)で結ばれた桐箱には藤原肇のサインが入っている。
2月14日、同社のインターネット販売サイト「アソビストア」で発売されると、開始3分足らずで完売した。あまりの人気ぶりに、現在、追加販売を検討している。
商品については、http://bizencci.or.jp/oshirase/takeyunomi_johoを参照。
最新号を紙面で読める!