各地商工会議所を通じて集まった逸品を、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、3月9~22日に出店した甲府商工会議所の出品商品を紹介する。
甲府商工会議所は、山梨県の特産品を使った「ご当地レトルトカレー」を一堂に集め、販売した。県の特産品には甲州牛や甲州富士桜ポーク、甲州地どりに馬肉やジビエ、ブドウやワインもある。これらを使ったカレーの魅力を発信しようとレトルトカレーを企画・販売する11社が2020年12月に「やまなしご当地レトルトカレー協会」を設立。今回15商品を出品した。
インパクトのある色の「青い富士山カレー」はSNS映えすると話題の一品。気になる味はココナツミルクや桃ピューレ入りでこくのある味わいだ。辛口の「赤い富士山カレー」と共に人気がある。
高級ブドウ「シャインマスカット」のソースをかけて食べる「シャインカレー」や甲州富士桜ポークを使ったスパイシーな「ジョイアルカレー」、甲州勝沼産ワイン入り「ほろ酔いカレー」、甲州地どりの手羽元が丸ごと1本入った「甲州地どり腕っぷしカレー」もお薦めだ。
山梨に古くからある馬肉食文化を伝えたいと老舗の馬肉専門店がつくったのが「馬すじカレー」。国産馬肉のうま味が味わえる。そのほか、鹿のスネ肉を使った「タバジビエ鹿カレー」、山梨県産黒にんにくと国産牛を使った「甲斐の黒にんにくカレー」、スイートコーンと野菜の「もろこしカレー」などもアピールした。またブースには小梅や「白桃シラップ漬」も並び、カレーと共にPRした。
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