下松商工会議所(山口県)が特産品の養殖魚「笠戸ひらめ」を活用して商品開発した缶詰の炊き込みご飯の素「笠戸ひらめパエリアの素」が、6月に市のふるさと納税の返礼品に登録された。
市場調査や試作品開発に2年かけ、素材も容器(缶)も全て下松産にこだわった特産品が完成。食材には、笠戸ひらめのほか、キノコ、レモン、にんにくなどを取り入れ、缶詰は地元企業の東洋鋼鈑で製造したブリキを使ったオール下松産の商品となっている。
同所のほか、市内の土産物店、宿泊施設、高速道路のサービスエリアなどで販売開始。缶詰は製造個数3000缶のうち6月時点で2000缶を売り上げ、手軽に地元の味をパエリアとして味わえる商品として注目を集めている。
返礼品は、缶詰と地元のコメ(米川米)をセットにしたもので、缶1個とコメ2合パック1袋(寄付金額1万円以上)、缶2個とコメ2合パック2袋(同1万2000円以上)の2種類を用意。
同所の担当者は「全て下松産でつくった商品を高級感のある箱に詰めたセットになっている。お土産や贈り物にぜひ利用してほしい」と呼び掛けている。
詳細は、https://kudamatsu-cci.or.jp/news/furusatonouzei-henreihin/を参照。
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