戦後日本の復興と一家だんらんの象徴 民間放送事業を発展させた立役者
1957年に12代会頭となった足立正は鳥取県境町(現・境港市)に生まれました。外交官を志したものの家庭の事情から断念し、大学卒業後、三井物産に入社。その後、旧知の仲であり、王子製紙再建を果たした藤原銀次郎の招きで同社に入り、取締役を経て42年に社長に就任するなど、昭和の実業家として活躍しました。
第二次世界大戦後の51年には、ラジオ東京(現・TBSホールディングス)の社長に迎え入れられるとともに日本民間放送連盟の初代会長も務め、民間放送の発展に尽力しました。放送事業の陰には、戦後の平和を願った足立の民放への熱い思いが根付いています。
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商工会議所の地域社会創造
商工会議所は、人口減少社会に対応した「コンパクトでにぎわいあふれるまちづくり」を進めるため「まちづくり三法」の改正要望を強力に推進し、これを実現しました。また、農商工連携、地域資源を活用した地域ブランドの育成や強化を行い、観光振興などを通じた地域経済の活性化と、魅力ある地域づくりへの取り組みを支援しています。
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