日本商工会議所の三村明夫会頭(日豪経済委員会会長)は7月21日、来所したオーストラリアのドミニク・ペロテー・ニューサウスウェールズ(NSW)州首相一行と会談した。ペロテーNSW州首相は、日本とのビジネスについて、「今後は特に水素やエネルギー転換の分野を中心に関係を強化していきたい」との考えを表明。三村会頭はNSW州の水素戦略に触れ、「今後、日本の脱炭素化を進めていくには、水素が重要なオプションの一つとなる」と強調するとともに、供給の安定性やコスト面など課題を指摘。「さまざまなハードルを切り抜け、プロジェクトが成功することを期待している」と述べた。
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