経済産業省はこのほど、自動車の電動化の進展に伴い需要の減少が見込まれる自動車部品(エンジン、トランスミッションなど)を製造する中堅・中小サプライヤーが、電動車部品の製造に転換したり、軽量化などの技術適応に挑戦したりするなどの「業態転換・事業再構築」の支援を開始した。自動車産業のカーボンニュートラル化に向けた前向きな取り組みを推進する。
具体的には、事業転換に当たり中堅・中小サプライヤーが抱える課題の相談を全国に設置した拠点で受け付けるほか、セミナーや実地研修などを通じた基礎知識などのレクチャー、高度な課題を解決する最適な専門家の派遣(最大5日間無料)といった伴走型ハンズオン支援を実施。また、中小企業等事業再構築補助金「グリーン成長枠」などの活用を通じ、事業転換の実現に必要な設備投資・研究開発・人材育成などの支援も実施している。
詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812003/20220812003.htmlを参照。
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