総務省は、マイナンバーカードを取得した人に最大2万円分のマイナポイントを付与する「マイナポイント第2弾」を実施している。
マイナポイントとは、QRコード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスで利用できるポイントで、第2弾では、マイナンバーカードの新規取得者(マイナンバーカードを取得済みでマイナポイント第1弾でマイナポイントの申し込みをしていない人を含む)に対し最大5000円分のポイントを付与するほか、マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込みや公金受取口座の登録を行った人にもそれぞれ7500円分のマイナポイントを付与する。
ポイント付与を受けるためのマイナンバーカードの交付申請期限は9月30日。マイナポイントの申請期限は2023年2月末日。なお、マイナンバーカードの新規取得などによるマイナポイントは、マイナポイントの申し込み後、選択したキャッシュレス決済サービスで2万円以上のチャージ、または買い物をする必要がある。
マイナンバーカードの交付申請は、スマートフォンやパソコン、郵便などでできる。7月から9月にかけて、マイナンバーカードを取得していない人を対象に、QRコードをスマートフォンで読み取って申請することができるQRコード付き交付申請書を順次発送。また、3月下旬までは、全国約8000店舗の携帯電話ショップで、写真撮影などの申請サポートも実施している。
健康保険証として登録されたマイナンバーカードは、約1700万枚(8月14日現在)。登録後は特定健診や所報薬剤などの情報をマイナポータルで確認できるため、医師・薬剤師への正確な情報の伝達も可能になる。
政府では、2022年中にカードがほぼ全国民に行き渡るよう普及・利用を推進中。カード機能のスマートフォンへの搭載も2022年度中の実現を目指す。運転免許証との一体化については、2024年度中にも開始する。
マイナポイント第2弾の詳細は、https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202206/2.htmlを参照。
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