近江八幡商工会議所(滋賀県)、同市、滋賀県、彦根市などで組織する実行委員会は、公共空間における作品展示やコンサートを行う芸術祭「国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2022起源~ORIGIN」を27日まで実施している。芸術祭は、琵琶湖を中心に広がる近江八幡旧市街、沖島、彦根市街地、鳥居本の約35カ所を舞台に、国内外のアーティスト約70組が展示を行うアートイベントで、今年で10回目の開催。展示会場として、近江八幡市や彦根市に残る歴史ある日本家屋や空き家、古民家などを活用し、古き良き建物の魅力の再発見や地域再生にもつなげる。
入場チケットは市内の観光案内所などで販売しており、全エリアパスポートが4500円、彦根エリアは3500円、近江八幡エリアは3000円(別途学生料金あり)。同所では「まちの歴史と芸術が重なり合う作品展示によって、五感をフルに使った鑑賞体験を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
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