東京商工会議所が実施する会員事業者向け研修事業(オンライン・ハイブリッド形式)に連携する商工会議所が増えている。現在(2月時点)の連携先は全国13商工会議所(札幌、帯広、仙台、長岡、宇都宮、前橋、さいたま、川口、甲府、岡崎、大阪、広島、福岡)。連携商工会議所は、同所が年間約300回開催している研修講座の半数近くを占める「オンライン」「ハイブリッド」の講座ついて、会員事業者に東商会員価格(一般価格の半額)で提供することが可能となる。各地商工会議所では同所と連携することで、自らの会員事業者向け研修メニューを拡充できるメリットがある。
同所では、年度に開催予定の講座メニューをガイドブックにして公開。経営者・経営幹部向け講座を拡充し「プレミアム講座」としてリニューアルする。このほか、ビジネススキルが身に付く「法務・人事・総務」「財務・経理」「営業・販売」「パソコン・IT」に関する講座から、今注目されている「DX・デジタル人材育成」「eco・カーボンニュートラ ル」「生産性向上」などを学べる講座まで幅広く提供。会員向け研修メニューの拡充を検討している商工会議所に 連携を呼び掛けている。
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