観光庁とスポーツ庁、文化庁はこのほど、スポーツや文化・芸術資源を活用して新たな地域の魅力を創造し、観光活性化を図る優れた取り組みを表彰する「スポーツ文化ツーリズムアワード2022」の受賞団体を発表した。
17件の応募の中から本賞3件、特別賞3件の計6件の受賞団体を決定。本賞の「スポーツ文化ツーリズム賞」は「奥熊野いだ天ウルトラマラソン」(一般社団法人那智勝浦観光機構など、和歌山県)、「スポーツツーリズム賞」は「くしろウインターパーク」(くしろウインターパーク実行委員会、北海道)、文化ツーリズム賞は「地域住民が中心となった観光体験プログラム『やばはく』の開催」(中津玖珠日本遺産推進協議会、大分県)がそれぞれ受賞した。
スポーツツーリズム賞を受賞した「くしろウインターパーク」は、釧路商工会議所青年部(釧路YEG)と特定非営利活動法人東北海道スポーツコミッションによる実行委員会が、21年から実施しているイベント。遊歩道を凍らせた周遊型屋外スケートリンクが特徴で、気軽に参加できるイベントも多数用意するなど雪・氷をフル活用した屋外アクティビティとなっている。スポーツ振興とともに、冬の釧路の地域活性化という観点や地域住民と観光客・インバウンド両方に訴求できている点が評価された。
同表彰の詳細は、https://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000326.htmlを参照。
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