コンテスト受賞作11品を披露
久留米商工会議所は2月8日、久留米市内のホテルで「アイデアレシピ晩餐会」を開催し、関係者や一般市民ら150人が訪れた。同イベントは、1月27日に最終(実技)審査が行われた「キラリ久留米農産物アイデアレシピコンテスト」の入賞作品11品の料理を披露し、味わいながら親睦を深めるもので初の試みだ。市は久留米産農産物のブランド化や販売力強化を進めており、同所は平成26年から市と連携して「リーフレタス」「柿」などをテーマに毎年コンテストを開催してきた。今回のテーマは「サラダ菜」。同市は全国有数のサラダ菜の産地で、同市のサラダ菜は土耕栽培のため葉の色が濃く日持ちがよいという。29年、JAくるめサラダ菜部会は農産物の国際的な食品安全規格「グローバルGAP」の認証も取得している。
コンテストでは応募総数151点の中から11人が入賞、市内のホテル調理部勤務の北島隆博さんによるサラダ菜の色を生かしたシンプルな「サラダ菜ペペロンチーノ」が1位に輝いた。晩餐会では同メニューや「サラダ菜と肉みその生春巻き」など趣向を凝らしたメニューが並び、来場者は料理に舌鼓を打った。また、抽選会やミニコンサートなども行われ、会場は盛り上がりを見せた。同所は、「この機会に久留米のサラダ菜を広めたい」と話している。
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