大田商工会議所(島根県、齊藤寛会頭・斎藤文具店)、歌舞伎座サービス(東京都中央区)、一宮酒造(島根県大田市)の3者はこのほど、日本酒「歌舞伎座 大吟醸酒」を共同開発し、販売を開始した。同所と歌舞伎座サービスは、管内の食品や食材などを活用する「商品開発、販路拡大支援提携」で2020年から連携。提携後の商品第1弾として、同所会員企業の一宮酒造の大吟醸酒と協力して商品開発に取り組んだ。
「歌舞伎座 大吟醸酒」は、華やかで上品な香りが特徴で、優しい甘さが口の中に広がる味わい。商品ラベルには「歌舞伎座」と「隈取り」の商標を使用し、伝統とモダンさを兼ね備えたデザインで歌舞伎の「荒事」の代表的な衣装を表現した。
6月2日には新商品記者発表会を実施し、「歌舞伎座 大吟醸酒」をお披露目。同所の齊藤会頭は、「歴史ある歌舞伎座と提携して2年半が経過した。歌舞伎は日本だけでなく世界も注目する伝統芸能であり、国内外への発信力がある。今回新商品として開発した日本酒は、日本を代表する飲料であり、インバウンド効果やインターネットを通して国内外へ届けられることを期待したい」とあいさつした。商品は、歌舞伎座1階木挽売店で購入できるほか、島根県内では一宮酒造店舗・公式オンラインショップ、島根県観光物産館、道の駅ごいせ仁摩、JR大田市駅売店などで販売している。
詳細は、https://www.ichinomiya-s.jp/products/detail/54を参照。
(画像:歌舞伎座 大吟醸酒(左)、新商品「歌舞伎座 大吟醸酒」記者発表会)
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記事提供: 日本商工会議所
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