経済産業省と環境省はこのほど、「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会」の取りまとめを踏まえ、カーボンフットプリント(CFP:Carbon Footprint of Products)の算定・表示などに取り組むための実践的なガイドを作成し、公表した。
CFPは商品やサービスの原材料調達から、生産、流通・販売、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を通じて排出される温室効果ガス排出量をCO2換算で表示する仕組み。実践ガイドでは、検討会が今年3月末に公表した「カーボンフットプリント レポート」「カーボンフットプリントガイドライン」のうち、ガイドラインで示した算定方法、表示・開示方法や排出削減の検討方法などについて解説。算定方法を利用したモデル事業での企業事例も紹介している。
詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2023/05/20230526001/20230526001.htmlを参照。