日本商工会議所は9月20日に開催した通常会員総会で第128回の表彰を行った。(被表彰者は4、5面に)
総会では商工会議所に功労のあった役員・議員521人、職員380人を表彰。マル経融資(小規模事業者経営改善資金融資制度)の運用に力を尽くし、業績のあった商工会議所を表彰する「マル経資金関係表彰」では、宮崎など19商工会議所が表彰された。また、検定事業表彰では、「検定事業の推進」に業績のあった犬山(愛知県)など、「受験者数拡大」に業績のあった登別(北海道)など、それぞれ18商工会議所が表彰された。
他の範となる事業を展開した商工会議所を表彰する「事業活動表彰」では、「『歴史的縁(えにし)』をキーワードとした超広域による交流や観光振興の取り組みを推進している函館(北海道)、余市(同)、むつ(青森県)、米沢(山形県)、会津若松(福島県)、日光(栃木県)、横須賀(神奈川県)、静岡(静岡県)、浜松(同)、岡崎(愛知県)、桑名(三重県)、京都(京都府)の12商工会議所が連名で表彰された。
また、論語講座「いみず塾」を柱とした企業・地域を支える人材育成に取り組んだ射水(富山県)、行政・金融機関と連携した創業支援・移住対策を実施した七尾(石川県)、地域資源を活用し、地域一丸となり障がい者自立支援を推進した小山(栃木県)、ものづくり指南塾を通じたリーダー育成・地域活性化に寄与した前橋(群馬県)、ゴルフ場を活用した人材育成と地域ブランドを創出した市原(千葉県)、ものづくり元気企業の認定や活躍支援を行った守口門真(大阪府)、地域資源の復興・活用による特産品開発・地域ブランドづくりを展開した大和高田(奈良県)、「おおだ一日漁」のブランド化を推進した大田(島根県)、地場産業を通じた地元愛の醸成による次世代人材の育成・確保に貢献した備前(岡山県)が表彰された。
最新号を紙面で読める!