宮崎県商工会議所連合会は7月31日、台日商務交流協進會と業務協力覚書(MOU)調印式を開催した。宮崎県と台湾のビジネス交流を促進し、両地域の経済・文化の発展に寄与することが目的。具体的には「産業・貿易の発展とビジネス・文化交流の促進」「関係機関などとのネットワークの強化」「実施事業に関する情報交換および連携」で協力して取り組む。
調印式で同連合会の米良充典会頭は、「締結により、台湾と宮崎の中小企業・小規模事業者、双方の利益に寄与することを目指す。今後は将来にわたり幅広い相互の交流を重ねていきたい」とあいさつ。同協進會の黄振進副理事長は、「宮崎は観光資源が豊富で有名な観光スポットも多い。コロナからの回復を機に、直行便の再開までつなげていきたい」と期待を示した。
また、8月14日には米良会頭が台湾を訪問し、調印式に出席できなかった同協進會の馮寄台理事長と台北市内の事務局で覚書を締結。今後、両地域のより一層の経済・文化交流を深めていくことを確認した。
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