宮古島商工会議所(沖縄県)は1月18日、地域の経済循環と地産地消の促進のため、宮古圏域内の生産者(売り手)とバイヤー(買い手)が一堂に集まるビジネス交流型イベント「ぷからす交流商談会」を開催した。「ぷからす」とは、宮古島の方言で「うれしい」という意味。参加者にとってうれしいビジネスマッチングを目指して市、島内の観光協会や商工会、中小機構沖縄事務所と連携したオール宮古で昨年初開催し、好評だったことから今回2回目を企画した。
当日は、生産者として、農・水・畜産業、食品加工品、工芸品などの生産・製造・販売事業者36社、バイヤーとして、宮古・沖縄本島の宿泊業、飲食業、卸業、大手スーパー、空港・航空会社など40事業者が参加。開会式で根路銘康文会頭は、「バイヤーを通して付加価値の高い商品を全世界へ発信していただき、実り多い商談会になれば」とあいさつした。
参加者からは、「地元開催なので負担が少ない」「売り手も買い手も参加・商談・共感・依頼をしやすい」「互いに誰かを紹介し合える」「業務用を提供することが決まった」など、商談成立の報告が多数寄せられている。
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