小諸商工会議所(長野県、塩川秀忠会頭・大栄製作所)は4月8日、同所会員企業における事業承継を円滑に進め、後継者不足による休廃業を減らすため、日本政策金融公庫(日本公庫)小諸支店と覚書を締結した。
この覚書では、同所会員企業の「事業譲渡したい」という意思を掘り起こし、同公庫が事業を譲り受けたいとする者や事業拡大を希望する者につなげるという仕組みの構築により、地域に根差した同所の活動と全国展開する同公庫の双方の強みを生かした事業の連携をうたっており、県内初の取り組みとして注目されている。
覚書締結式には、同所の塩川会頭と日本公庫小諸支店の樋口支店長が出席し、覚書に署名した。
記事提供: 日本商工会議所