常滑商工会議所(愛知県、磯部栄会頭 ・知多学園)は5月20日、「健康経営」について考える場として「第1回健康経営カフェ」を所内で開催した。健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取り組み。従業員への健康投資を行うことは組織の活性化をもたらし、業績向上にもつながると期待されており、経済産業省は優良な健康経営に取り組む法人を顕彰する「健康経営優良法人認定制度」を設けて健康経営を推進している。今回のイベントは、地域の健康経営優良法人認定企業と健康経営に興味のある事業者らが集い、健康経営の意義や取り組み方などをざっくばらんに話し合おうという試みだ。この日は、健康経営優良法人の中でも中小規模法人部門の上位層500社に与えられる「ブライト500」を4年連続取得したものづくり企業・エバー株式会社と2024年にブライト500を取得したグリーンライフフィットネスの代表らを含め会場で10人、オンラインでも4人が参加。ブライト500認定企業2社が健康経営のメリットや認定制度の概要、具体的な自社の取り組み事例を紹介するとともに、参加者間で活発な意見交換が行われた。
同イベントは定期的に開催する予定で、6月10日に第2回を開催する。参加費は無料で、オンラインでの参加も可能。同所は「健康経営について気軽に意見交換できる機会としたい。多くの企業に興味を持ってもらえれば」と話している。
第2回の開催についてはこちらを参照。
記事提供: 日本商工会議所
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