全国の優れた土産品を選定する「全国推奨観光土産品審査会」。2023年度(第64回)の日本商工会議所会頭賞(菓子部門)は、京都・宇治の〝お茶屋〟伊藤久右衛門の「宇治抹茶二色餅(抹茶餅・豆餅)」が受賞した。
1832(天保3)年創業の同店は、宇治茶のほか、多数の抹茶スイーツを販売する宇治の名店だ。受賞商品は、抹茶と抹茶の原材料である碾茶(てんちゃ)の茶葉を練り込んだ餅生地でこしあんを包んだ「抹茶餅」と、ほんのり塩味の効いた赤エンドウ豆入りの餅生地で抹茶あんを包んだ「豆餅」の2種類の大福餅。もっちり柔らかで、抹茶と豆・あんなど他の素材とが織りなす深い味わいを楽しめる。
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