日本商工会議所は7月6日、第1回全国高等学校日商簿記選手権大会(日商簿記甲子園)の予選を各地で開催した。全国から52校446人が予選に参加し、30校103人が8月9日に開催される本選に進出した。
参加生徒は各校「3人1チーム」で出場(3人未満の場合、個人戦のみ出場も可)し、予選通過チームと個人(予選通過チームに所属する者を除く)が本選に進出する。本選は朝日大学(岐阜県瑞穂市)で、第1部(商業簿記・会計学)、第2部(工業簿記・原価計算)から成るペーパー試験で競技を行う。
同大会は日商簿記検定の施行70周年を記念して開催する。高校生の簿記の学びを深め、企業経営を会計面から理解し、企業の発展ひいては地域経済、日本経済の発展に貢献する産業人材の育成が目的。同じ目標を志す参加者間の友情を育む機会として交流の場なども提供する。
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