尼崎商工会議所(兵庫県)はこのたび、SDGs宣言を行い、「SDGs Action」を始動した。宣言の内容は、同所が「SDGsの達成に向けて、事業者と共に、企業と人が活きづく持続可能な地域経済の実現に取り組む」というもの。同所内に設置したSDGs推進プロジェクトチームが策定した。同所事務局が単体で取り組むのではなく、事業者と共に考えて行動に移し、結果として事業者やその従業員、地域住民の活力に満ちた地域経済を実現したい、という思いが込められている。
取り組み推進に際して、かねてより同所広報担当を務める女性キャラクター「尼乃木 翔子(あまのぎ しょうこ、通称ギショコ)」のSDGs推進バージョン「SDGsギショコちゃん」を作成した。頭身が低くなったギショコがSDGsを象徴する17色の輪の中に入り、両手を広げている。
現在、SDGsギショコちゃんが取り組みへの参画を企業や地域住民に訴えかけていく「尼商SDGs Action 共に築こう、企業と人が活きづく未来を」キャンペーンを実施中。特設サイトを設置し、同所がSDGsの複数の目標についてどのような形で取り組んできたか紹介するコーナーを設けたほか、職員がSDGsに関して取り組んでいることを発表する「私のSDGs Action」や、会員企業の取り組みを紹介する「未来を築く『企業』と『人』」など、SDGs関連の情報を次々と発信している。また、SDGsに取り組んでいる、または取り組む予定のある市内事業者を募集しており、同所に連絡するよう呼びかけている。
同所担当者は、「事業者のSDGsに関する取り組みの支援・周知を通じて、SDGsの輪を広げていきたい。個人としても、身の回りのできることから、環境対策に取り組んでいく」と話している。
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