コロナ禍を経て、インバウンドが急増している。円安の影響もあるが、インバウンドにとって日本らしい味や伝統の技は何よりの魅力だ。世界へ売り出す努力を怠ることなく、さらに“日本らしさ”を加えて海外への販路を広げている企業から海外展開のヒントが見えてきた。
越境サブスクを通じて世界中に日本の文化を発信
近年、国や地域をまたいでユーザーに商品を届ける「越境サブスク」が注目を集めている。その事業モデルで現在急成長を遂げているのがICHIGOだ。日本の代表的な菓子を海外に定期便で送るサービスを2015年にスタート。現在、世界180カ国に展開することで、日本企業の海外進出の機会提供にも寄与している。
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