地震や水害といった自然災害時には、地域と連携し迅速に支援に動き、さらに雇用確保や困り事解決など地域が求めるサービスを含めたフットワークの良さから“頼りになる”と評判の地域企業がある。地域に根差す企業ならではの取り組みを追った。
段ボール技術で能登の被災地支援 地元の防災意識向上にも貢献
サクラパックスは、段ボールを中心とする包装資材などを手掛けており、経営理念の「ハートのリレーで笑顔を創り、世界の和をつなぐ」に基づき、防災活動にも力を入れている。今年1月に発生した能登半島地震では、いち早く被災地の避難所を回り、同社の段ボール製ベッド、パーテーション、簡易トイレなどを届けた。同社が地域に貢献する姿勢は、全国的にも大きな注目を集めている。
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