“自然災害大国”の日本は、地震や水害だけでなく、その二次災害にも備えなくてはならない。そのため企業の経営者は、従業員の命と安全を守るために、会社の建物や設備の被害を最小限に抑え、被災後の対応について策を講じることが求められる。経営者が今日から行動に移すべき防災・減災の基本について、気象予報士・防災士の平井信行さんに話を聞いた。
平井 信行(ひらい・のぶゆき)
気象防災アドバイザー(国土交通省委嘱)、気象予報士、防災士
従業員と会社を災害から守るには
─平井さんは子どもの頃の災害体験をきっかけに気象キャスターを志したとのことですが、どのような体験だったのでしょうか。
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