日本政府観光局(JNTO)は10月16日、9月の訪日外客数を公表した。これによると、9月の訪日外客数は287万2200人。前年同月比では31.5%増、2019年同月比では26.4%増となり、8カ月連続で同月過去最高を記録した。東アジアでは中国、東南アジアではマレーシア、欧米豪・中東地域では米国などで前年同月に比べ訪日外客数が増加したことが9月の押し上げ要因とJNTOはみている。また、9月までの累計では2688万200人となり、9月時点で前年の年間累計(2506万6350人)を上回る結果となった。
9月の訪日外客数を国・地域別で見ると、韓国が65万6700人(19年同月比226.3%増)で最多。次いで中国65万2300人(同20.4%減)、台湾47万600人(同25.1%増)、米国19万1900人(同50.9%増)、香港17万200人(同9.2%増)の順となっている。調査対象23市場のうち18市場で9月として過去最高を記録した。
1~9月の累計では韓国が646万8600人(19年同期比31.1%増)と最も多かった。
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