沼津商工会議所(静岡県、紅野正裕会頭・沼津信用金庫)はこのほど、同所会員(4,082社)を対象に「CO2削減に関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表した(回答数:298社、回答率:7.3%)。
CO2削減に取り組んでいる項目については、「運用改善による省エネ(節電や節水、ペーパレス化など)」と回答した事業所が60%ある一方、14%の事業所は「取り組んでいない」と回答した。今後の脱炭素の取り組みについては「積極的に取り組む」「取り組むことを検討する」「今後の情勢によって取り組みを検討する」と回答した事業所は合計で80%を占めた。また、自社のCO2排出量の測定については、75%の事業所が「実施していない」と回答し、「実施している」18%、「検討している」7%を大きく上回る結果となった。排出量の測定を行っていない理由について聞くと「なにをしていいか分からない」という回答が56%で半数を超えた。また資金不足や人手不足を理由に測定を実行っていない事業所も存在していた。
記事提供: 日本商工会議所
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