観光庁はこのほど、観光のマナーを啓発するポスター・リーフレット、および「観光ピクトグラム」を作成した。訪日外国人旅行者をはじめ観光需要が堅調に回復し成長軌道にある中、観光客によるマナー違反行為の発生が課題となっている。このため、有識者や地方公共団体、関連事業者らの意見を基に作成した。「未来のための旅のエチケット」と題したポスター・リーフレットでは、「歴史・文化・自然を学びマナーを守る」「混雑を避けて上手に観光する」「未来のために観光地の美しさを保つ」など観光客に意識してほしいマナー7項目を5カ国語で表示している。ピクトグラムは「私有地への無断立入禁止」「手ぶら観光の推奨」など22種類(禁止系14種、推奨系8種)を作成。多言語の補助表記や周辺の景観に溶け込む配色のバリエーションも設けている。これらのコンテンツは観光客向けと観光関連事業者向けのウェブページ(5言語)で紹介しており、観光関連事業者向けウェブページでは、ポスター・リーフレット、ピクトグラムのデータを無料でダウンロードできる。
詳細は、https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_00019.htmlを参照。
記事提供: 日本商工会議所
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