大船渡商工会議所(岩手県、米谷春夫会頭・マイヤ)が事務局を務める千石船「気仙丸」利活用推進協議会は10月12日、13日の2日間、2021年に陸揚げ展示を開始した千石船「気仙丸」(大型木造和船)に乗船して見学できる「第3回気仙丸ふれあい展示会」を開催した。
展示されている「気仙丸」は、かつて太平洋沿岸を往来した千石船を同所が中心となって復元したもの。大船渡は、沖に暖流と寒流がぶつかる三陸漁場があり漁業が盛んであったことに加え、陸には豊富な森林資源があったことから、千石船はかつて三陸の地で建造され、江戸海運で活躍した。
会場となった「気仙丸陸揚げ展示スペース」では普段体験できない船内乗船体験をはじめ、復元作業などを紹介したパネル展やPR動画の放映などが行われ、市内外から多くの来場があり、国内でも珍しい木造大型和船の価値について学んだ。
千石船「気仙丸」特集ページは。こちら(https://ofunatocci.or.jp/?page_id=2904)。
記事提供: 日本商工会議所
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