担い手不足や海外との価格競争など原因は数多くあるが、国内の一次産業が衰退していけば、地域経済も疲弊することと同じ意味を持つ。こうした背景に危機感を持ち、農林水産業を積極的に支援して、新たな雇用を生み出すとともに地域活性化に貢献している企業がある。
農作物とエネルギーを同時につくり ロボット技術で現役農家の作業を軽減
米穀卸売・販売事業を展開する但馬米穀が、2020年よりスマート農業(AIやIoTを活用した次世代型農業)に着目し、革新的な農業支援を進めている。農作業の負担を軽減し、作業効率と収入アップをトータルサポート。スマート農業の研究施設兼グランピング施設も開設し、「かっこいい・稼げる・環境にやさしい」と、従来の3Kの意味を塗り替える。
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