室蘭商工会議所(北海道、中田孔幸会頭・東海建設)は10月10日、大型クルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(乗員・乗客6024人)の祝津ふ頭への入港に合わせて、同ふ頭と中央地区を自転車で回遊する「レンタサイクルモニターツアー」を実施した。
同ツアーは、2022年(令和4年)に策定した「中央地区再生プラン」の中の商業ビジョン基本方針である「観光客でにぎわうまち」の実証事業の一つとして、港と中央地区を回遊する「レンタサイクル事業」の商業化を見据えて行われた。
当日は米国国籍を中心とした外国人旅行客9人が参加。ルートは、道の駅「みたら」を出発後、観光道路を通り測量山や八幡宮を見学し、その後、中央地区を回遊して出発地点の「みたら」に戻ってくるもの。
参加者へのアンケート調査では「室蘭の景色が素晴らしく商店街の老舗のお菓子屋さんなども巡ることができた」「このツアーをトリップアドバイザーに情報提供した方がいい」などの感想や意見が寄せられた。
同所では「今後のレンタサイクル事業の所業化に向けて貴重な情報を得ることができた」と話しをしている。
記事提供: 日本商工会議所
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