むつ商工会議所(青森県、内田大輔会頭・東京堂)は2月24日、台湾の高雄市観光協会と「国際交流促進覚書」を締結した。同覚書は両者の①友好関係の促進②おのおのにとって有益となる交流分野における協力③相互の交流が民間と行政の連携により円滑に進むようにする協力ーーの3点について記載したもので、交流促進のために定期的に協議することを定めている。
同覚書締結に至った背景には、2024年12月に実施した同所の内田会頭の台湾訪問がある。内田会頭は12月13日に高雄市観光協会のチャールズ・チェン理事長らと経済・観光・物産などの交流について協議を行い、また、12月16日に高雄市政府が実施した「高雄市、青森県、むつ市による国際交流に関する覚書締結式」に出席した。台湾訪問を通して内田会頭は「両市のさらなる経済・観光・物産・教育などの発展および課題解決のためには行政間の連携だけではなく、民間団体同士の連携も必要である」との思いを強く抱き、今回の覚書締結が実現した。
記事提供: 日本商工会議所