草津商工会議所(滋賀県)は地元の小規模事業者向けに、2月12~14日に東京ビッグサイトで開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」への出展支援事業を実施した。展示会には、イベントなどでのオリジナルTシャツ作成サービス、常滑焼のコーヒー専用の急須とマグカップ、かんざしや帯留めなどの金属工芸品をそれぞれ扱う3事業者が出展し、販路開拓に取り組んだ。
同事業は今回で9回目。2024年8月に開催した「展示会活用セミナー」を皮切りに約半年間かけて念入りに出展に向けた支援を行った。9月下旬に事業者からのプレゼンテーションによって支援対象事業者を選定した後、10月~25年1月までグループ・個別でのコンサルティングを継続的に実施。展示会に初めて出展する企業でも安心して挑戦できるよう、マーケティングの専門家から出展や商談の効果を高めるコツについてアドバイスを受けた。
同所は商品をより魅力的に見せるため、ブースに置くパネル、展示台の上に飾るポップをはじめとした展示会ツールの作製支援を行ったほか、参加企業の出展費用のほとんどを負担した。展示会当日は会場に赴き、その場でフォローや相談ができる体制を整えた。また、展示会後も専門家によるフォローアップを実施している。
同所担当者は「小規模事業者はコストや人手の少なさに課題を抱えており『展示会に出展したくても、何から始めてよいのか分からない』と考えている場合が多い。そこで初めてでも安心できるようにこの事業を企画した。ただ展示会に出展するだけでなく、準備中に改めて自社の商品価値に気付いてもらったり、展示会後の営業につなげてもらったりできるのが良い点だ」と話している。