東広島商工会議所(広島県)商業部会の飲食分科会が前身である西條お酒とお米の会議所は3月7日、東広島市内の給食センターへ「コメカラ用米粉」100キログラムを寄贈した。寄贈は子どもたちへのコメカラ普及を目的に2014年から始まり、今年で5回目となった。
コメカラは、地元の日本酒と米粉を使ったから揚げ。食によるまちづくりを進めるため、県内有数の穀倉地域であり、酒どころでもある同市のコメと日本酒を生かしたご当地グルメとして12年に誕生した。14年の寄贈以降、市内小中学校の給食メニューとして毎年提供されている。
同所担当者は「コメカラ誕生から約13年。会員事業所の方々の尽力により、ご当地グルメとして少しずつ浸透してきたと感じている。コメカラは現在、約30店舗で提供されており、それぞれが独自のアレンジを加えて『自店ならではの味』を届けてくださっている。レシピの自由度が高く、さまざまなスタイルで楽しめることもコメカラの大きな魅力の一つ。今後も、東広島市ならではの食文化を体現するご当地グルメとして、さらなる認知拡大とブランド価値の向上を目指していきたい」と述べた。