黒部商工会議所(富山県)は、4月20、21日に市内で開催された女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の大型野外ライブ、「ももクロ春の一大事2019㏌黒部市」において、黒部市と共に飲食物販ブース出店やコラボレーション商品の募集を行い、イベントを盛り上げた。
同イベントは、ももクロが開催地と共につくり上げる地域活性化応援ライブ。2017年に埼玉県富士見市で初開催され今回で3回目だ。会場の宮野運動公園には、2日間で3万人を超えるファンらが全国から集まった。
飲食物販ブースには会員事業者など24店が出店。「富山ブラックラーメン」「黒部名水ポークカレー」など人気のご当地グルメがそろいにぎわった。ももクロコラボ商品は15品を発売。両手の柄を合わせると大きな桃になる手袋をはじめ、猫の肉球型細工かまぼこ「にゃんかま」や「白エビせんべい」など名物とのコラボ商品も登場した。
市によれば、黒部市や周辺地域への宿泊、飲食物販、交通、観光などを含め同イベントの経済効果は3億円を上回るという。終了後も来場者がSNS(会員制交流サイト)などで情報発信しており、ライブ開催地(=聖地)として今後もファンらが同市を訪れることが見込まれる。
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