日本政策金融公庫(日本公庫)は5月12日、2024年度の「事業承継マッチング支援」実績を公表した。これによると、引き合わせ(マッチング)が709件(前年度比106.5%)、成約が163件(前年度比158.3%)。このうち事業を受け継いでスタートする創業形態である「継ぐスタ」による成約は41件(前年度比128.1%)となった。
成約案件(19年度からの累計331件)の属性を見ると、譲渡側は年商5千万円以下が約7割、譲渡価格500万円以下が5割(中央値500万円)と小規模案件が中心で、損益は約3割が赤字となっている。継ぐスタによる成約はさらに小規模な案件が中心で、継ぐスタ実現者の年齢は40代以下が約7割。継ぐスタによる成約のうち、移住を伴う県をまたいだ成約は約3割となっている。
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