2016年に京都で誕生した京友禅ブランド「SOO-ソマル-」。京都友禅青年会議所に所属し、ふだんは家業である染屋を営むメンバーの有志が「京友禅の灯を絶やしたくない」という思いを胸に集まりつくった。
京友禅とは、京都府一帯でつくられる染織品のこと。その特徴は、豊かな色彩と絵画的に動物や器物を表現する友禅模様と呼ばれる文様だ。生産量は1972年をピークに、この50年で急減。今では最盛期の2%ほどといわれる。こうした中、メンバーが手掛けたのが、手染め絹にこだわった京友禅の眼鏡拭き「おふき」だ。
きっかけは、メンバーの一人でSOO-ソマル-の代表を務める日根野孝司さんの父親の「絹の生地で老眼鏡を拭いたらきれいになる」という一言。
その製法には、型紙を用いて文様を染め出す「型友禅」を採用。柄の染付がズレないように仕上げる技術や出来上がりを想像して配色を決めるなど、専門の職人が長年培った高度な技や経験・感性が必要とされ、17㎝四方の白生地一枚一枚に描かれる柄の組み合わせは世界に一つだけ。パッケージには、着物を保管する際、湿気から守る“たとう紙”を使用した。ネット購入できないため、“京都でしか買えない”ほんまもんの京土産として、京友禅の灯をつなぐ。
お問い合わせ
SOO-ソマル-
所在地 : 京都市上京区元誓願寺通東堀川東入西町454 株式会社日根野勝治郎商店内
電話 : 075-417-0131
HP : https://soo.kyoto/
