下松商工会議所(山口県)はこのほど、地元中学生を対象に事業者が仕事の魅力を伝える「しごと発見セミナー」を開催した。同事業は、①職業観・勤労観の形成②進路計画の立案と暫定的選択③生き方や進路に関する探索――の3点を支援することが目的。中学校の校舎を全面的に使用し、中学生約370人が各教室などで実施した参加事業者の体験講座や講話を通して地元企業について学んだ。
また、参加事業所を紹介する「就業ガイドブック」も併せて作成。セミナーに参加した42事業所を紹介しており、業務内容や特徴などが一目で分かる構成になっている。
事業実施のきっかけは、これまで中学校が事業所に出向き実施してきた職場体験が生徒数の増加により困難になっていたことだ。同所では中学生に地域で働く具体的なイメージを持ってもらうことが重要と考え、事業者が学校に出向き、直接魅力を伝えるセミナーを企画した。
同所担当者は「『仕事は大変そう』というイメージだけでなく、楽しさややりがい、人とのつながりといった前向きな側面を感じ取ってもらえたのではないかと思う。 今後も、地域の大人と子どもたちが直接触れ合う機会を大切にしながら、地元で働くことの魅力や可能性を伝えていきたい」と述べた。
