五泉商工会議所(新潟県)は2025年11月21日、地元中学生に向けた金融教室を開催した。今回で2回目となる同事業は、国内で長く続いた低金利の時代から「金利のある世界」へと金融環境が変化していく中で、預貯金だけではない運用の必要性を若い時から感じてもらうことが目的。当日は五泉中学校の3年生約60人が参加し、実際の株価指数チャートを活用した投資ゲームを通じて、投資の難しさや毎月一定のタイミングで自動で積み立て投資をするメリットを学んだ。
参加した中学生からは、「投資や株という言葉は聞いたことがあったが、仕組みも分からなかったので知れてよかった」「投資には必ずリスクがあることを学んだ。だからこそ、企業の情報を調べることが重要だと思った」という声が寄せられた。
事業実施のきっかけは2024年度に新潟県労働金庫から提案を受けたこと。市内金融機関担当者が講師を務めるなど協力し、社会科の授業の一環として実施に至った。他の中学校での実施も検討している。
同所担当者は「情報の入手が容易になった現代において、若い時からの金融知識の学習は、自分が将来を考えたときに深く学ぶきっかけになり得ると感じた」と述べた。
