政府は2月6日、バングラデシュとの経済連携協定(EPA)に署名した。日・バングラデシュEPAは、2024年3月に交渉開始を決定。同年5月から25年9月の間に行われた7回の交渉会合の末、昨年12月に大筋合意し、今般署名に至った。バングラデシュにとって同協定は初のEPAとなる。
バングラデシュは人口1億7千万人を有し、近年著しい成長を遂げる親日国。同EPA締結により、両国間の貿易・投資の拡大をはじめ、経済関係の強化などに資することが期待される。
工業製品については、日本からバングラデシュへの輸出の関税撤廃率が83%(貿易額ベース)となり、対象品目ごとに即時~最長18年で段階的に関税が撤廃される。
バングラデシュから日本への輸入に係る関税撤廃率は91%(貿易額ベース)で合意。繊維製品は現行の無税措置が維持されることとなった。
また、輸出・投資拡大のため、投資、電子商取引、政府調達、知的財産、国有企業、補助金、競争、労働を含む幅広い分野でルールを整備。税関手続きについて、通常貨物の通関を「48時間以内」とする目標や、汚職・腐敗防止の倫理規定などが盛り込まれた。
