各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。
下館商工会議所は、昔ながらの手づくりのぬか漬けと、パリで修業したシェフがつくる斬新なドレッシング「食べるビューティードレッシング キヌア&雑穀」を紹介した。
手づくりの漬物を販売したのは筑西市の漬物専門店・菜香(なか)や。「おふくろの味」をコンセプトに、茨城県産の旬の野菜を使い、保存料・合成着色料・化学調味料など添加物を加えずに漬けた、野菜本来の味を大切にした漬物だ。昔ながらの製法と素朴な味わいが好評で、全国から注文を受けている。今回は、市内で有機栽培されたミルキークイーンの米ぬかと平釜塩、日高産昆布と唐辛子だけで漬けたキュウリ、ダイコン、カブ、ニンジンの4種類の野菜が入ったぬか漬けセットを販売した。毎日かき混ぜながら熟成させたうま味たっぷりのぬか漬けだ。
「食べるビューティードレッシング キヌア&雑穀」は、筑西市で和・洋・中華と幅広いジャンルの料理を提供する料理店・ナチュラルセンスいのせで洋食を担当するシェフが開発。栄養バランスに優れたスーパーフードといわれるキヌアや雑穀、豆、皮付きのニンジンなどが入り、使用油分は一般的なドレッシングの3分の1に抑えられている。必要な栄養素を取りながら美容と健康効果が期待できるソースとしてサラダや肉料理のたれにお薦めだ。同所は、「筑西市の新しい味」としてアピールした。
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