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YEG(青年部)フラッシュ 「大曲の花火」&「おん祭 MINOKAMO2018」開催

大曲YEG/美濃加茂YEG

打ち上げ前の花火球を手に集合した大曲YEGのメンバー

全国のYEGでは、地域の特性に応じた様々な特徴ある事業に取り組んでいる。今回は、大曲YEG(秋田県)が関わっている大曲の花火「全国花火競技大会」と美濃加茂YEG(岐阜県)が実施している「おん祭 MINOKAMO2018」について紹介する。

「大曲の花火」(大曲YEG)

「大曲の花火」は1910(明治43)年に始まり、途中一時中断はあったものの、今回で92回目の開催となる。全国から選抜された一流の花火師が技を競い合う、国内最大級の花火競技大会である。

この大会の魅力は、規模の大きさとさまざまな花火を見ることができること。さらに内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁長官賞・文部科学大臣賞・観光庁長官賞も授与される程の質の高さである。花火競技は、昼と夜の部に分かれており、昼の部が行われるのは全国でも大曲だけだ。夜の部で行われるのはこの大会が発祥である創造花火だ。創造花火とはテーマを設けて、創造性の高い花火を自由に組み合わせることによって、ストーリー性と音楽のイメージに合った作品を競い合うもの。毎年斬新なテーマ性に優れた花火が、夜空いっぱいに描かれる。 大曲YEGの花火大会への参画は、今回で20年目となる。毎年の来場者数が60万~70万人集まる事業での大曲YEGの役割は、会場内の誘導と来場者の安全面の管理を担っている。大会当日は早朝から会場に入り、円滑な運営に向けて会場設営を進める。大会終了後は、会場内に残っている人がいないかなどの確認作業を行い、最終的に業務が終わるのは真夜中と非常にハードな一日を送る。

平成30年度大曲YEG会長の小西許子さんは大曲の花火に対する思いを次のように語った。

「来場者の皆さまにより喜んでいただける、また来年も行きたいと思っていただけるような安心安全な会場の運営を目指しております。ぜひ大曲の花火に一度来ていただければと思います」

平成30年度大曲YEG相談役の伊藤洋平さんに今後花火大会100回目に向け、後輩たちにどうつなげていくかを聞いた。

「大曲の花火は間違いなく素晴らしい、世界に誇れる花火だと思います。われわれが会場運営の上で、お客さまが快適で安心して楽しめるという花火大会づくりが一番大事だということです。もちろん100回目という節目の大会も大切ですが、毎年毎年、安全に楽しんでいただけるように、それに向けて会場運営に携わるわれわれもいろんな工夫を重ねているので、おもてなしの精神を向上させていくことを考えながらやっています。将来的にも若い世代やこれから会場運営に携わる方々にも、そういうことをずっと続けていけるような環境を整えていきたいという思いがあります」

「おん祭 MINOKAMO2018」(美濃加茂YEG)

おん祭とは、美濃加茂地方の方言であり、“ようこそ・いらっしゃい”という意味の“おんさい”から名付けられた。夏の花火大会・盆踊り大会、秋の中山道まつりと市民主導型で企画運営している美濃加茂市のお祭りで、行政主導型ではなく、手作りの祭りとして市内外の方に親近感を持ってもらえるように美濃加茂YEGが企画している。

1994年にスタートして、今年で25年の伝統を持つ「おん祭 MINOKAMO」は、地域の方々の大きな力添えの中で、年々祭りの内容も充実してきている。今では同市を代表する祭りとして多方面から認知されるようになった。地元の商店街をはじめ各企業にも協賛金のお願いに足を運び、毎年多くの企業協賛とともに激励の言葉を掛けてもらっている。

夏の陣では、美濃加茂商工会議所から同YEGに企画から運営までを一任されており、毎年半年以上かけて綿密に企画し、総勢100名を超える地元の中高生を対象にボランティアを募集し年齢関係なくともに汗を流し交流しながら設営、当日の運営の全てを行っている。「おん祭 MINOKAMO 夏の陣」の2本柱の一つである打ち上げ花火は、真下で見られる盛大な大迫力花火として認知されている。そしてもう一つの柱企画は盆踊りだ。同市ではYEGメンバーも盆踊りの先生となり、小学校の授業で盆踊りを教えるなど、とにかく盆踊りが身近で盛んな地域でもある。特にダンシングヒーロー盆踊りは、同市が発祥とされており、20年以上前から現在に至るまで、各メディアにも多数取り上げられている。その盆踊りは年々華やかさを増しており、老若男女問わずに、毎年500人以上の方が盆踊りを踊る姿は圧巻である。同市を代表する祭りとして、同YEGは「おん祭 MINOKAMO 夏の陣」を今年8月4日に盛大に開催した。

同YEG所属の「でこまみ」を担当の梅内まみさんはこの祭りについて次のように語ってくれた。

「初めておん祭の盆踊りを見たときは、大勢の大人が楽しそうに踊る姿に正直驚いたのと、盛大な花火を打ち上げるこのお祭りをYEGが運営し、地域に貢献していることに魅力を感じ入会を決めました」

平成30年度美濃加茂YEG会長の酒向伸治さんは、当YEGの今後について次のように語る。

「美濃加茂YEGは、地域を代表する最大の原動力となり、その活動に誇りを持ち、地域貢献に今まで以上に精進します。将来的には、ともに汗を流した学生のボランティアスタッフの皆さんが美濃加茂YEGに入会する日を楽しみにしています」

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