日本商工会議所の三村明夫会頭は2月20日、京都市内のホテルで、京都府内の8商工会議所の会頭と「地方創生」をテーマに意見交換した。京都側は、京都・立石義雄会頭、福知山・谷村紘一会頭、宇治・山本哲治会頭、舞鶴・廣瀬久哲会頭、綾部・塩田展康会頭、宮津・今井一雄会頭、亀岡・渡邉裕文会頭、城陽・森本安太朗会頭らが出席。冒頭あいさつした立石会頭は、「京都府は、北部の『海の京都』、中部の『森の京都』、南部の『お茶の京都』に分かれ、それぞれの魅力を活用して、地方創生に取り組んでいる」と述べた。
三村会頭は、「全国各地で健全な危機意識を持って地方創生に取り組む機運が高まっている中、さらに商工会議所の役割が大きくなる」と指摘。京都側からは、各地域における地方創生に向け、ビジョンの策定、地域資源を活用した観光振興やプレミアム商品券事業、高速道路整備と企業誘致、中小・小規模企業支援や海外展開支援、外国人労働者の活用などの取り組みについて、意見発表があった。
最後に三村会頭は、「商工会議所は各地域で信頼され、行政と連携しながら、地方創生に精力的に取り組んでいることを心強く思う」とコメント。会合を締めくくった。
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