高松商工会議所(香川県)は6月9日、高松中央商店街振興組合連合会との共同事業「ぐるぐる商店街」を開催した。2018年度からの開催で今回が4回目。商店街内の回遊性向上によって、中心市街地の活性化を目的としたイベントだ。
今回のテーマは「商店街でおしごと体験!」。職場体験を通して、高松市内の小中学生に、働くことや店舗のこと、商店街にも興味を持ってもらおうと、さまざまな業種の18店舗の協力を得て実現した。事前予約では、1800人を超える申し込みがあり、抽選の結果、当日は150人の小中学生とその保護者が参加した。ワークショップや特別企画のカフェ出店もあり盛り上がりを見せた。
また、商店街内を回るスタンプラリーと参加者特典のガラポン抽選会を実施。受け入れ店舗にとってのメリットも多く、参加者に商品サービスや雰囲気をPRする場となった。「10年後、20年後にお客さん、または一緒に働くスタッフとしてまた来てほしい」という協力店の感想とともに、次回の開催を心待ちにする参加者の声も多く寄せられた。
次回は瀬戸内国際芸術祭夏会期に合わせて7月20~21日、「盆栽」をテーマに開催する予定。同所は、さまざまな企画により継続して、まちと人が深くつながる機会づくりをしていく考えだ。
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