会員同士の意識向上と発展を目指す
稲沢商工会議所女性会は2月21日、「今後のあり方を考えるための座談会」を初めて開催した。
創立12年目の同女性会では、時流に合わせた意見を取り入れつつ会員増強を図る目的で同座談会を企画。開催に先立ち、充実した座談会を実現するためにアンケートで意識調査を行った。自分がどのように女性会とかかわっていきたいか、女性会に求めているものは何かを再度見つめ直し、女性会に対する目的を明確にすることが必要というアンケート結果を得て、迎えた当日は16人の参加者が女性会の意義を改めて確認する機会となった。
進行役は中小企業診断士の伊藤慎悟氏。事前アンケートを元に導き出した「自己研鑽」「人脈づくり」「地域貢献」という三つのキーワードに沿って、熱のこもった意見交換が行われた。90分の時間内には、2人1組でインタビューをし合う「ペアワーク」や個々人の人柄を知るための「グループワーク」で相互理解を深める時間が設けられ、参加者からは「これまで、お互いの仕事のことをあまり知らなかったことに気付いた」「メンバー同士がより理解し合うことで、もっと事業をスムーズに進めることができるのでは」などの声が聞かれた。女性会を盛り上げるために欠かせない心を一つにするきっかけとなる座談会になった。
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