各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。
前橋商工会議所(群馬県)は、前橋の優れた土産品を集めたブランド「前橋一番」から菓子や漬物、お茶、シルクネックウォーマーなど多彩な商品を出品した(7月9~15日)。「スイートコッペ」はスイートポテトあんの中に群馬県の特産品であるこんにゃく玉が入った新食感のスイーツ。創業160年を超えるこんにゃく製造の老舗がお腹に優しいおやつとして開発したものだ。小麦粉を使わず米粉とこんにゃくでつくった「グルテンフリーヌードル」と共に紹介した。
古くから梅の産地である同県の梅を使った製品も販売。「梅シロップ香る風」は水や炭酸で割って飲む希釈タイプで爽やかな味わいが好評。梅を甘く漬け込んだ「しそ漬甘露梅」もお薦めだ。また、群馬は野菜の生産が盛んで漬物づくりに適した自然環境であることから漬物の種類も豊富。今回は、前橋産の小ナスを辛子や梅酢、しょうゆなどで漬けた「だるま茄子」、大根をしょうゆとニンニクで漬けた「干しだいこんにんにく醤油漬け」を紹介した。前橋産舞茸を甘辛く炊いた「まいたけ佃煮」もご飯のおかずや酒のさかなに人気の商品だ。
そのほか、県産イチゴ「やよいひめ」のドライフルーツを使ったパウンドケーキや定番土産の鉱泉せんべい「旅がらす」、ワイン仕立ての「福豚ジャーキー」などこだわりの商品がブースに並んだ。
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