橋本商工会議所(和歌山県)は6~7日の2日間、「恋のまち はしもとチューリップまつり2019」を初めて開催した。
同所では、地域活性化事業として同市恋野の休耕田を活用した「はしもと紀の川花夢計画」に取り組んでおり、「恋のまち橋本」をアピールしている。昨年11月には、企業や市民ボランティア150人が参加して、2万球のチューリップの植え込みを行った。
今回のまつりでは地域の人々の協力を得て花開いた、赤色、ピンク色、黄色の色とりどりのチューリップで大小のハート型などの花畑がつくられて、多くの来場者を楽しませた。また、イベントスペースでは手づくりパンやかき氷などの飲食コーナー、恋野米などの物産販売ブースのほか、恋占いや恋みくじ、恋のオリジナルグッズなども販売され、にぎわいを見せた。フォトコンテストも行なわれ、美しい眺めの新名所で撮影された作品の中から後日グランプリが決定される。
同事業で「花と夢であふれるまち」としての定着を目指す同所は、1口球根4個分で100円から参加できる協賛金の募集を開始した。寺本伸行会頭は「5年計画で毎年花を増やし、10万本の花畑をつくってまちの新名所にしていきたい」と語り、地域の名所づくりに取り組む姿勢を示している。
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