黒石商工会議所(青森県)に事務局を置く「黒石つゆやきそばHAPPY麺恋ジャー」は7月28日、同市スポーツ交流センターで「創作黒石やきそばコンテスト」を開催した。
かねてより、まちおこしの一環で「やきそばのまち黒石」をアピールしている同所は、独自の太平麺でつくられた「黒石やきそば」の知名度を高めることを目的に、3年前から同コンテストを行ってきた。参加条件は、同会で使用しているオリジナルの黒石やきそば麺を使うことのみ。今回は市内外から10の個人・団体が参加して、バラエティー豊かな11品がエントリー。「美味しくて、おもしろ楽しい、そして斬新なアイデア」を募集した中から、主催者選任審査員によって「テーマ」「味」「見た目」「オリジナリティー」などの項目で評価され、黒石高校調理部2年生チームの「焼きそばパイ」が最優秀賞に選ばれた。優秀賞2品と合わせた上位3品は、9月7、8日に市内で開催される「黒石こみせまつり」で出品販売される予定だ。
B級ご当地グルメとして定着しつつある黒石やきそばと黒石つゆやきそば。昔からなじみのある懐かしの味に、新たな味わいが加わり、食べ比べも楽しめるようになってきた。コンテストを機に、さらなる発展が期待されている。
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