久慈商工会議所(岩手県)や久慈市などで構成する実行委員会は昨年11月23日と12月23日、市内で、「北三陸くじ冬の市」を開催した。同イベントは冬の観光誘客や中心市街地のにぎわい創出、地域経済活性化を目的に、平成17年より毎年11~2月に月1回開催。毎回久慈の冬の味覚をテーマに据えて特産品販売やステージイベントなどを実施、市内外から約2千人が訪れる。
今年度初回のテーマは「鮭(サケ)」。鮭汁限定100杯が200円で提供されたほか、新巻き鮭づくり体験などを実施した。またオープニングセレモニーでは同所の向正彰会頭らがステージに立って景品付き餅まきを行い、多くの来場者でにぎわった。12月開催の2回目は、「アワビ」をテーマにアワビや鶏肉の格安販売を実施。商店街を回ってクイズに答える「クリスマスクイズラリー」、くじ付きの菓子をまく「おかしまき」、琥珀(こはく)アクセサリーづくりなどを体験する「まちなか体験工房」も行われた。
冬の市は、今月28日と来月18日にも開催。今月は岩手県のブランド牛「山形村短角牛」、来月は「鱈(タラ)」がテーマだ。
最新号を紙面で読める!