観光予報プラットフォーム推進協議会(事務局=公益社団法人日本観光振興協会)はこのほど、宿泊を基軸にした観光関連のビッグデータを提供する「観光予報プラットフォーム」の運用を開始した。基本機能、オープンデータは無料で利用できる。
同プラットフォームでは、旅行会社などが提供する宿泊予約・実績データ約7000万泊から、国内外宿泊者の動向・属性の把握分析、6カ月先の宿泊予測の把握が可能。宿泊者の居住国、居住都道府県、年齢層、宿泊単価、滞在日数、参加形態、食事条件、宿泊先などの把握・分析もできる。また、市区町村ごとの宿泊ランキングや、居住地域別の宿泊先(行先)ランキングも確認できる。
さらに、当該地域における観光資源情報の検索機能も搭載。観光スポット、飲食店、宿泊施設などの一般的な観光情報に加えて、地域独自のイベントや体験プログラム、漫画や映画の舞台といった旬の情報を検索することができる。また、免税店、フリーWi-Fi、外国カード対応ATMなど、訪日外国人観光客のニーズに合わせた地域資源などを面的に把握することができる。
詳細は、https://kankouyohou.com/を参照。
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