厚生労働省はこのほど、平成26年度の障害者の職業紹介状況で、障害者の就職件数が平成22年度から5年連続で過去最高を更新したことを発表した。ハローワークを通じた障害者の就職件数は、平成25年度の7万7883件から大きく伸び、8万4602件(対前年度比8・6%増)。また、就職率(就職件数/新規求職申込件数)も47・2%(同1・3㌽上昇)となっており、5年連続で上昇している。
障害の種別では、精神障害者の就職件数が大幅に増加し3万4538件(同17・5%増)」。身体障害者の就職件数(2万8175件)を大きく上回っている。また、知的障害者の就職件数も1万8723件と過去最高を更新した。
産業別では、「医療・福祉」(2万9453件)、「製造」(1万1373件)、「卸売・小売」(1万1360件)の順で就職件数が多い。障害の種別で見ても同様の状況となっている。
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